本日の注目株は、なんといっても東芝(6502)です。
東芝は、つい数年前までは、日本が世界に誇る超優良企業でした。
特に東芝は、三井財閥系の名門企業で、重電、原子力発電、MRIまど医療機器、工作機械、家電、パソコンそしてフラッシュメモリの発明と世界的総合電機コングリマリットでした。
まさか、今世紀絶対に消滅するなど誰も想像もしていなかった超名門大企業の東芝が、現在解体の危機にさらされています。
この10年の東芝の株価を見てください。
2007年7月に高値1,185円をつけていました。
10年後の2017年2月17日は、なんと184円です。
10年で、実に84.47%の下落です!
1,000万円が155.3万円になったことと同じです。
844.7万円が2年で消えた計算です。ぞっとします。
この1年で見てみます。
2016年12月15日に直近高値472.5円をつけていました。
それからわずか2ヶ月で184円になるとは誰が予想していたのでしょうか?
わずか2ヶ月で61.05%の下落です!
1,000万円がわずか2ヶ月で610.5万になったことと同じです。
わずか2ヶ月で389.5万円が消えた計算です。目が廻ります。
実は私は、2016年2月に同じく200円を切っていたときに買おうとして、もたもたして買いそびれて悔しい思いをしていました。
2016年2月に200円で買って、2016年12月に450円で売却していれば、資産が2.25倍になっていたからです。
1万株200万円で購入していれば、450万円となって、差し引き250万円も得していたはずでした。
しかし、今は心底買わなくて良かったと思っています。
多分私のような優柔不断な人間では、売却はできなかったと思います(本当)。
これからの東芝の生きる道は、本当に険しいです。
すでに成長戦略の医療機器はキャノンに売却してしまったし、テレビなどAV事業は赤字続きです。
不採算の原子力発電事業はWH(ウエスチングハウス社)の無限債務保証というとんでもない契約で、9,000億円を超える債務保証を受けざるを得なくなっています。
しかもそのほかにも原子力発電4基も同じ契約で建設中というから驚きです。
今後、東芝には上場廃止、二部降格、若しくは解体という過酷な運命が待っています。
奇跡はあるのでしょうか!あってほしいです。
我が家はテレビはREGZAだし、BLレコーダーもREGZAです。ノートパソコンもDYNABOOKです。
世界から東芝を消してはならない。そう思います。
ただし、株価的には、買うには勇気がいるのではないでしょうか。
がんばれ!東芝!
それでは
なお、株価チャートボードは、ヤフーファイナンスからのリンクですが、リンクフリーのため使わせてもらっています。
・Yahoo! JAPANへの連絡や申請等は一切不要です。
・「通常のテキストリンク」もしくは「別ウィンドウでのリンク」をお願いいたします。
「フレームを使ったリンク」および「画像のみを対象としたリンク」など、上記以外のリンク方法はご遠慮ください。
・Yahoo! JAPANのロゴを使ったリンク設置は禁止しています。