ようこそ(^^)/ 下手な株好きオヤジ「ぱんぱんぱぱ」です。
このところ、世界の地政学的リスクが激しくて、株式が買えません。
もちろん、この間欲しかったジーテイストとナカバヤシを買いました。
買ったとたんにすぐ下がり、現在‐13,500円の本当に株へたな親父です。
まあ、ジーテイストは食事券15%引き券が年間4枚ももらえるので、すぐに元が取れます。
ナカバヤシは配当6,000円もらえるので、2年もすればチャラになると思うし、いずれ上がるという甘い目論見があるので、気にはしていません。
どちらにせよ、この2つの株は、原資はマネタイズでネット上からいただいたものなので、あまり気にはしていません。
今日は、この1年ほどずっと動向を観察している数々の株のひとつについて、語ります。
まるで当たらない予想なので、話のネタにしていただければと思います。<(_ _)>
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1 デクセリアルズ(4980)
来ました。本日4月28日(金)恐れていた大暴落です。
この株は知る人ぞ知る天下のソニーの100%完全子会社です。
液晶フィルムや被膜シートや接着剤など特許だけでも1,000以上を有する世界有数の光学関係の化学メーカーです。
この企業が人気だったのは配当が55円であることです。
株価が年末まで1,000円を切っていたので、利率はなんと5.5%でした。
しかし、高いのは配当だけで、業績は厳しいとのうわさがもちきりでした。
2015年3月期は、EPS170.18円 BPS863.82円 ROE22.56%
と何をとっても申し分のない株です。
しかし、この分野はすでに中国や台湾そして韓国も進出してきており、完全競合しています。
さらには東京エレクトロンなど国内勢も強い分野であり、厳しい環境下に置かれています。
元々は磁気テープから始まった会社であり、カセットテープ、ビデオテープ、CD、DVD、BRと時代とともに変わる記録媒体の分野はそれだけライバル企業の進出のチャンスでもあり、競争力を失い、ソニーケミカルから名称を変更したという経緯を持っている企業です。
年末から始まったトランプ景気は、しばらく続き株価は、あれよあれよといううちに1,300円を突破し、とてもくやしい思いをしていました。
しかし、4月27日、2017年3月期決算の報告で明らかとなりました。
アナリストの予想通り、
当期利益が、10,721百万円から4,587百万円と半分となってしまい、さらに頼みの綱の配当も55円から40円へ減額となりました。
これを知った投資家は、一斉に売りに向かいました。
4月28日は東証一部上場トップの下落率ー13.27%で前日1,153円から1,000円(153円安)となりました。(14:00現在)
わずか1日でー13.27%は、個人投資家にとっては目玉が飛び出るような話です。
本当に株は恐ろしいと思います。
もちろんこれから業績が伸びれば、上がるチャンスはあるかと思います。
しかし、この分野は、東京エレクトロン、村田製作所、オムロン、ローム、TDK、マクセルなどたくさん国際優良企業がひしめいており、ここから突出するには、相当の新発明をしない限り、厳しいものがあります。
高配当に惚れて大損する典型です。
株は株価維持のため、配当を高くする場合があります。
こういう株はまずは疑いの目で見て、確かな業績改善を進めているのか知ったうえで購入しなければなりません。
私自身は、結果的にデクセリアルズを買わなくてよかったです。
それでは
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